マラソンをシニア世代でもアクティブに楽しんでいるのは-素晴らしい!

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マラソンをシニア世代でもアクティブに楽しんでいる
のを見ると、とても勇気をもらえます。

私が昨年、一昨年と参加した、柴又ウルトラマラソンでも
たくさんのシニア世代の方が元気に走っています。
昨年の結果を見ると、
60-64歳で、51人
65-69歳で、18人
70歳以上で、9人
のランナーが見事に完走しています。
私は、一昨年は49キロ、昨年は61キロの関門を通過できません
でした(汗)

70歳で、ウルトラマラソン100Kを完走できるのは
とても素晴らしいことだと思います。

一方、海外には、さらにツワモノがいらっしゃいますねー
64歳のニュージーランド人男性ニューバーンさんです。
彼は18日間と8時間という記録的な期間で、
ニュージーランド縦断2100キロを走ったというから
超人的です!超ウルトラランナーというしかありませんね。
チョコレート・ミルクシェイクとハッシュブラウンを
主な動力としたというからさらにびっくりしました。

実はこの記録、
ニューバーンさんにとっての最長距離ではないそうです。
2014年に彼は米国横断を51日間と16時間40分で完走しています。
しかも、ニューバーンさんは16年間も中毒であったヘロインを
克服しています。
そして、1990年代初めに、走ることに目覚めたんだそうです。
「走ることは、頭をすっきりさせるための良い方法でした」と彼は
友人に述べています

ニューバーンさんの友人であるカシフ・シュジャさんは、
人は自分が思っている以上の能力を持っていることを、
この64歳の人物は人々に示したと語っています。

私も能力の限界にチャレンジしたいものです。

シニアランナーはスピードこそ、若い人にかないませんが、
メンタルの強さ、蓄積した経験は
ウルトラマラソンのような過酷な長距離ランにこそ
活かされるのではないでしょうか?

シニアランナーの粘り強さが、
本番でのレースが過酷なものであればあるるほど、
いかんなく発揮されて、完走につながっているのでは
ないかと考えたわけです。

どんなスポーツもそうですが、今日やって、明日
すぐにできるものではありませんが、
マラソンほど、日々の地道な練習結果が本番での
レース結果に直結しているのではないでしょうか?

地道に、コツコツ、練習するのが
なかなか長続きしないところ、
シニアランナーはそれができるのではとー

シニアの方で、定年後、リタイヤして、
仕事をしなくなって、
気が付いたら、何も夢中になれるものがないと
喪失感に苛まれていらっしゃれば、
是非、マラソンをゆるりとはじめてみることを
オススメします。

ネットで「シニアランナー」を検索すると、何人かの
ツワモノがいらっしゃることが分かります。

58歳で、マラソンを始めて、
90歳にしてホノルルマラソン2018を完走した、馬場さん。
「健康のため」という理由で、はじめは土日に少し歩くところから
トレーニングを始め、
これまで18回、海外マラソン大会に参加してきたそうです。
なぜ、海外かというと、
まずホノルルマラソンは時間制限がないことがあり、
自分のペースで楽しく走れることが魅力的とのこと。
日本では制限時間は基本5時間ほどですが、
海外だと7時間なんだそうです。

無理しないで、楽しく、ゆっくりと自分のペースで
走れると長つづきしますね。
しばらく、運動から離れた方であれば、
最初はウォーキングから、
そして、スロージョギングへとゆっくり始めるのが
いいです。

ジョギングが楽しくなったら、
マラソンのレース10Kまたはハーフにエントリして、
マラソンの楽しみにつなげていくのがオススメです。

最初の頃、1分走っただけで、苦しくなって、思わず歩いて
しまうかもしれません。
それでも構いません。
歩きを入れても、毎日少しずつ、距離や練習時間を延ばして
いければ、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後の
走力の変化は見違えるほどになると思います。
また、体重もみるみるうちに、減っていることが
実感できます。
私も初心者で、走り始めた頃を思い起こすと、
一気に体重が3キロ位、減ったので、非常にモチベーションが
アップしました。

ゆっくりペースで、まずは5キロ位走れるようにして、
徐々に、距離を延ばしていきます。
10キロ走れるようになったら、練習会やレースにエントリするのが
よいと思います。

練習会に参加すると、ストレッチの仕方やウォームアップ、
クールダウンといった基本的なことを教わったり、
疑問点をコーチに聞いたりできるので、オススメです。
また、レベルの同じ人同士、同じことで悩んでいたり、
少し、レベルが上の人に、参考となる情報が聞けたりするので、
自分だけの世界に閉じこもっていたのが、一気に世界が拓ける感じがします。
初心者のうちだからこそ、臆せずに参加して欲しいと思います。

昨年私が参加した練習会では、比較的年齢の近いランナーが
同じ位のレベルの班にいて、過去に参加したレースの情報なども
聞くことができ、大変参考になりました。

最初のレースは10キロまたはハーフが良いと思います。
しっかり準備して臨めば、楽しく走れると思います。
応援で力をもらえるので、いつも以上の力が出せること間違いなしです。

このサイトで、私の文章が少しでもあなたのマラソンライフを
はじめるきっかけになれば、幸いです。

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