この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
これからマラソンを始めようと思って、こちらの記事を
見た人は多分、40代の方ですね(笑)
でしたら、始めるのにちょうどよい時期です。
お子さんお持ちでしたら、そろそろ子育ても一段落して、
始めるのにとても良い時期。
お子さんと一緒に走るのも励みになっていいですし、
ボール遊びなんかとはまた違った意味で、楽しいです。
夫婦2人の場合でしたら、
奥様とまたはご主人と走ってみてはいかがでしょうか?
独身の方は他にもいろいろ取り組んでいらっしゃると思いますが、
マラソンを始めると、ラン友も増えて、楽しいと
思いますよ。
何事も
始めるには早ければ、早いほど良いといいますが、
マラソン、ジョギングといった走ることは、
遅くても大丈夫です。40代でしたら、むしろ早い位です。
そして、40代というと、色々経験していて、
自分の特性(強みや弱み)が良く分かっていると思います。
40代で始めたものは比較的長く続くのではないでしょうか?
私は43歳で始めましたので、かれこれ20年近くになります。
死ぬまで走れそうな気がします(笑)
一生の友達に早く出会って良かったと思っています。
40代で始めるメリットを紹介します。
・40代の頃は、お酒の付き合いも多く、そろそろメタボ気味
を自覚する頃であり、ダイエットに効果的なマラソンは
オススメ
・仕事の悩みが一番出るときであり、マラソンは良い
気分転換になる
・そろそろカラダの衰えを感じることであり、マラソンに
より、体力回復が期待できる
・そうは言っても、忙しい40代にとって、マラソンは
手軽にできる運動のひとつだ
・40代になるまで、運動経験がなかったとしても、
まだ、40代の体力があれば、簡単に取り組める
・そろそろ人生の折り返し地点に差し掛かる頃であり、
何か新しいことを始めるのに考える頃であり、
マラソンという大きなテーマに取り組むのが最適!
・小学生のお子さんがいる場合には、一緒に走るのも
楽しいタイミングである
という感じでしょうか?
上のメリット4番目に書いたことに関連しますが、
これまで走ったことがなかったり、
しばらくぶりに走る場合には、
けがをしないために、まずは歩くことから始めるべきです。
標準体重を大幅に上回る方も同様です。
ゆるい感じで、歩くことから始めてみて、徐々にカラダが軽くなったら、
ゆっくりジョギングしてみましょう。
いきなり、走ると膝を痛める可能性が高いです。無理はいけません。
まずは歩くことから始めないといけません。
カラダを絞ってから、始めないといけません。
マラソンも距離に応じて、10K、ハーフ、30K、フル、ウルトラ
と様々なレースがあります。
おそらく、多くの人がフルマラソンを完走したいと考えて
いらっしゃると思います。
そうした方には、
ゆっくり走る「スロージョギング」がオススメです。
スロージョギングについては、改めて、別の記事で、
詳しく紹介しますが、
簡単にポイントのみ紹介します。
スロージョギングの提唱者である、故田中宏暁さんが
書かれた、
「ランニングする前に読む本」
が分かり易くて、お役立ち情報満載で、必読の本です。
内容の一部を引用します。
スロージョギングとは、歩くくらいの低速で走ることです。
大事なポイントは2つ。
①「にこにこペース」でゆっくり走ること
②歩幅を狭くして、フォアフット(足の指の付け根あたり)で
着地すること
にこにこペースとは、乳酸がちょうど蓄積しはじめるレベルの
軽い運動です。乳酸が溜まれば溜まるほどグリコーゲンを消耗
するため、ゆっくりペースであれば、ガソリンに相当する
グリコーゲンが節約することができるので、完走できると
いうわけです。
フォアフット着地はかかと着地にくらべ、着地後の衝撃が
少なく、ソフトランディングの走法です。そして、
歩幅を狭め、ピッチを多くするため、着地時に大腿前面と
大腿後面の筋肉群を同時に収縮させるそうです。
このような筋の使い方は膝を保護するように働くと考えられ、
膝痛などのケガ予防につながるそうです。
スロージョギングの効果については、田中先生自身の
レース結果で実証済みです。
何しろ、ベストタイムが50歳のときの2時間38分48秒だ
そうですから、驚異的です。
フルマラソン完走やサブスリーを達成するのに有効な方法として、
インターバル走がオススメだそうです。
次のレース目標タイムペースで、1000メートル走り、
その後ゆっくり500~1000メートル走ることを
5~10回繰り返すそうです。
身体のエンジン性能(心肺機能)が高まり、
なおかつ次のレースのペースを身につける、
一石二鳥の方法です。
私も是非、スロージョギングを活用することで、
よりいっそう走力をつけて、
サブフォー、サブスリーを目指したいものです。
マラソンを40代から始める場合のtipsについて
いくつかご紹介しました。
このサイトで、私の文章が少しでもあなたのマラソンライフを
はじめるきっかけになれば、幸いです。